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泥濘の食卓 /伊奈子

もちろん大好きです


はっきり言って、押見修造先生のこのツイート以上に書けることはないのだが…。

一読して、作者の伊奈子さんはとてもよく「見ている」方だなと思いました。
田舎のラブホテルの壁紙、寂れた田舎の道端、スーパーのトイレの貼り紙、キャラクターそれぞれの顔や服装。
全てのディテールがひたすら丁寧に描かれていて、モブのひとりひとりに至るまで生々しさがあります。
こんな人いるなあ、いたなあ…いや自分かも…というオンパレードです。
そこから立ち上がってくる人間の不可解さ。得体の知れなさ。
人間はみんな言っていることとやっていることが違くて、その違いの中に本質が浮かび上がるのだ、ということをまざまざと描き出していると感じます。
とても凄みのある漫画だと思いました。
押見修造氏のツイッターより 

どんどん最悪が最悪を重ね、最悪のミルフィーユ状態になっていくスピード感が妙に心地よい。登場人物は過剰のようでどうにも肉体性がありリアリティヤバく、田舎のどこにもいけないぐわ〜〜〜〜〜〜感にやられる。続き早く読みたいよ〜どうなっちゃうの〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

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